失敗の本質を読んで。
にしです。
どうでもいいですが
最近いいことわるいことありすぎて、
自分を見失いがちです。
ここからは失敗の本質を読んで学んだこと。
方向転換を妨げる3つの要素
①多くの犠牲を払ったプロジェクトほど退くのが難しい。
②未解決の心理的苦しさから逃げている。
③「こうであってほしい」という幻想を共有する恐ろしさ。
この3つがある事で過ちを認められないことが
分かりました。
①多くの犠牲を払ったプロジェクトほど退くのが難しい。
今まで使った費用を惜しみ、
もう少しやれば上手くいくのではないかという
心理的要因にかられ、
ここで止めれば最小限の損失で済むという否定的な結論を否定して推し進めてしまうことで、
結果的に大きな損失を生み出すことになってしまいます。
ギャンブルで今までの負け分を取り返す為に、
さらにお金をつぎ込んでしまう心理と近いかも知れません。笑
②未解決の心理的苦しさから逃げている。
問題が未解決のままで、
対策を見つけていない状態には、
心理的苦しさがともない、
周りから合意が得られると結論を再度懸念する
人が出た時に「今さら蒸し返してくるな」という心理が働くのはごく自然なことなのかもしれません。
ですが、議論も結論も最終的に追求しないと行けないのは最良の解決策で、
最良の結果を生み出すことです。
組織・個人の平和的心理は求められていません。
議論を避け、
一度出した結論を強硬に擁護することは 、
再度の不安定状態を避けたいという心理的な圧力が生み出した危険な態度 、行動の可能性が高いです。
③「こうであってほしい」という幻想を共有する恐ろしさ。
日本では 集団の空気や関係性を重視するあまり、 安全性や採算性よりも 関係者への個人的配慮を優先し 、
グループシンクの罠に陥ってしまい、
本来わかっていた正しいことを無視することで 、最後は大きな問題を引き起こしてしまうかもしれません。
どんなにリスクのある事業でも、
自分達なら失敗しないという希望的な幻想を集団全体で共有することは破滅につながる可能性が大きいです。
まとめ。
情報や正しい警告を無視していても 、
問題自体は消えることはなく 。
グループシンクや埋没費用の心理的罠にどれだけ早く気づき 、
過ちを認め方向転換できるかが組織の運命を決めることが分かりました。
長くなってしまいましたが、
こういったことにも気付けるようにならないと
いけないですね。
にし。